「ペットロス症候群」という言葉を聞いたことがありますか?
これは、ペットとの死別がきっかけとなって発生する精神的・身体的不調のことです。主にうつ症状や不眠、食欲不振といった症状があらわれます。
ただ、これは精神的な病気ではないので、そういう意味では心配いりません。
多少の個人差はありますが、動物と死別した人なら自然と経験する喪失感です。
家族の一員のように深い愛情を注ぎ、また一緒に暮らしていたペットです。
その愛情が深ければ深いほど、暮らしていた期間が長ければ長いほど、悲しみは大きくなるでしょう。
「自分のせいだ」と自分を責めてしまうこともあるでしょう。
しかし、それは自然なことなのです。
「家族じゃなくてペットが死んだのだから」
「また新しい子を飼ってもいいじゃないか」
「いつまでも悲しんでいては成仏できない」
といった周囲からの何気ない言葉がキツく聞こえて、ひどく落ち込むこともあるかもしれません。
どんな慰めの言葉でも、あなたにとっては悲しく感じることもあるかもしれません。
でも、今あなたが感じている感情は、ペットに対して深い愛情があったからこそなんです。それは事実です。
どんなに苦しいと思っても、時間があなたの傷を癒し、立ち直らせてくれます。
そしていつしか、その子がいた頃のあなたに戻ることができます。
どうしようもなかった苦しみを乗り越えた時には、ペットに対する感謝の気持ちで溢れていて、きっと前向きに人生を歩んでいることでしょう。